今年の柿は本当に美味しい。暖かい部屋に置いたら、粉は消えちゃったけど。
見た目も美味しそうなので、写真を撮ってみた。
私は羊羹が好きで、虎屋の夜の梅、美濃忠の小倉など大好き。
でもこの自分作も中々の味です。負けてないよ。だって砂糖使って無いのにこの甘さ。
あああああ美味しい! なんて手前みそ!
今年の柿は本当に美味しい。暖かい部屋に置いたら、粉は消えちゃったけど。
見た目も美味しそうなので、写真を撮ってみた。
私は羊羹が好きで、虎屋の夜の梅、美濃忠の小倉など大好き。
でもこの自分作も中々の味です。負けてないよ。だって砂糖使って無いのにこの甘さ。
あああああ美味しい! なんて手前みそ!
昨今の農業は機械化で、人間の手で田植えや稲刈りをする事が無くなった。田舎の甥っ子もとても百姓の手とは思えない、舞踊家のような綺麗な手をしている。
田植えは懐かしい思い出の一つ。泥田で姉とふざけて、転んで泥んこになったり、田植えの苗を欲しい人の所へうまく投げたり、手伝っているようで、子供は遊びだった。
苗を欲しい人の所へ投げる時、ちゃんと苗の束が立つように投げるんだけど、あれって結構、力加減や放り方が難しい。ただ投げるだけだと苗の束がぐしゃぐしゃになる。欲しい人の手が届く所へ上から落ちていくように投げると苗が立つので、ある程度高さをつけて投げるんだけど、今の子供は果たして上手に投げれるのかなあ。
百姓仕事って、色々手伝いしながら、要領のような事が自然に体に染みついていて、この歳になっても、それはまだ身についたまま。鎌や鍬なんか、テレビや映画の俳優さんの使い方見てると、余りの下手さに笑っちゃう時ある。私の方がよっぽど上手だわ。
何せ腰の使い方が下手。スポーツも腰、農業も腰。これって基本。
去年だったか、テレビで北朝鮮の農村を流していた。やせ細って骨がごつごつしてみじめな牛に鋤を牽かせていた。60年位前の私の子供の頃の風景だった。懐かしく思い出した。我が家の牛はもっと肥えていたから丸々していた。私は鋤を牽く牛の背中にまたがり、両手は左右の牛の角を握り、金太郎の気分を味わっていた。ちょっと怖いけど、中々楽しかった。牛は雄だけど、去勢してあって、力は有るけどおとなしく、子供でも牛の世話が出来た。
あの昔の忘れかけていた風景、それが北朝鮮ではまだそのままなのに、びっくりした。
核ミサイルとか開発したり、平壌の映像だと、結構欧米並みなのに、農村は60年前。
そのギャップが流石にあの国らしい。緯度で見ると北海道より、下だから暖かいと思いきや、大陸の気候の影響で、はるかに寒いらしい。さぞ暮らしにくい国のよう。
時代は早い、60年後とは言わない迄も早く暮らしやすい国に成って欲しい。
賞味期限が明日に迫ったので、今日残った物を引き取りに行って来た。
何とびっくりした事にお店の暖房が随分効いてるので、柿の水分が中から出て来て
白い粉が無くなって汗かいてる。あんなに美味しそうだったのに、見る影もない。
次回出す時は中に乾燥剤を入れないと、あれだけ暖かくては、悪くなってしまう。
今日取りに行って良かった。あれ以上品質が悪くなったら、折角上出来だったのに
初めて見た人はどう思うだろうか・・・